昭和の香りが残る神戸・新開地の人気店「高田屋京店(たかたやきょうみせ)」。
新開地の中心にある老舗「高田屋京店」は、地元では名物おでんで知られる人気店です。
この記事では、「高田屋京店」のこだわりの出汁のお昼の「おでん定食」や店舗情報をご紹介します。
「高田屋京店」店内の雰囲気とアクセス情報

「高田屋京店」は、阪神・阪急・神戸電鉄「新開地駅」下車後、西改札駅を出て、6号出口から地上に出るとすぐ。
お店は多聞通に面しており、三井住友銀行のすぐそばです。
おでんや居酒屋 高田屋京店
- 神戸市兵庫区湊町4丁目2−13(新開地駅地上出てすぐ)
- 078-575-6654
- 営業時間 11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
- 定休日 日曜・祝日

歩道にまで張り出した大きな赤いテントが目印。

派手さこそありませんが、つい立ち寄ってみたくなる店構えです。

暖簾をくぐると一昔前の時代にさかのぼったかのよう。

厨房をぐるっと囲むようにカウンター中心のレイアウト。
雑然としていてどこか懐かしい居心地のよさを感じる、素朴な大衆酒場の雰囲気が魅力です。

「高田屋京店」といえば、なんといっても名物はおでん。
カウンター越しの目の前には大きなおでん鍋が据えられています。
出汁はかつおと砂糖、塩等で醤油は使用していないとのこと。
鍋から立ちのぼる出汁の香りが食欲を誘い、カウンターに座るだけで心がほっとほどけるようです。
お昼の定食メニュー

お昼の定食メニューはこんな感じで、どれも750円。
- おでん定食 ←オススメ
- とりから
- あじフライ
- いわしフライ
- とんかつ
オススメの「おでん定食」を頼みます。
お昼の定食は11時~14時まで。
夜に利用するばかりなので、実はランチタイムの「おでん定食」は初めてです。
昼飲みが当たり前の新開地。店内のお客さんは皆一杯飲んでいるようです。
おでん定食を実食レビュー

おでんをメインに、ご飯、味噌汁がつく内容です。
おでんの具は大根、たまご、こんにゃく、棒天の4種類。

げんこつサイズとうたっているだけあって、大根とこんにゃくの大きいこと。
大根とたまごは出汁が染みこんですっかり茶色に。

大根はクリーミーな白みそだれをかけて。
味しみしみで、ジュワーっと口いっぱいにひろがる出汁のおいしさがたまりません。
箸を入れると簡単に崩れ、口の中でほろりとほどけます。
おでんはおかずにならないという人もいるようですが、私は「おでん定食」もまあ悪くないかなと思いました。
ご飯も大盛りで満腹。
ただ、単品で頼んだときどうだったのか計算してみました。
大根120円、たまご140円、こんにゃく150円、棒天140円、合計550円。
う~ん、750円という「おでん定食」がいいのか、単品で頼んだ方がいいのかは微妙です。
あと一品、ロールキャベツとはいわないけれど、ちくわかジャガイモがついていたら、「おでん定食」は絶対お得!といいきることができるんだけどなぁ。

ちなみに、こちらは夫が頼んだ「とんかつ定食」。
まとめ|新開地でほっとするおでん定食
神戸・新開地の「高田屋京店」は、出汁の香りに包まれながら、どこか懐かしい気持ちにさせてくれるおでんの名店です。
しょうゆを使わずかつおと砂糖、塩等で丁寧に引かれた出汁と、素材の持ち味をいかしたやさしい味わいは、地元の人々に長く愛されてきた理由そのもの。
今回、はじめてお昼の定食メニュー「おでん定食」を味わってみました。
「おでん定食」は手頃な価格で本格的なおでんを楽しめるランチメニュー。
白みそがトッピングされた大根、黄身まで味の染みこんだ卵など、大満足することまちがいなし。
新開地の老舗おでん屋「高田屋京店」のおでん定食をぜひ味わってみてください。
女性同士でも行きやすい雰囲気ですよ。
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