神戸のディープな魅力が詰まった街・新開地。
昭和レトロな雰囲気が残るこのエリアで、地元民に愛され続ける町中華の名店、それが大衆中華「来来(らいらい)」です。
この記事では懐かしさと活気が同居する新開地商店街と、町中華の名店「来来」の魅力をご紹介します。
町中華ファンはもちろん、観光や美味しい地元グルメを探している方も、ぜひ新開地を訪れてほしいです。
これぞ町中華の王道!大衆中華「来来」の魅力
看板メニュー「にんにくそば」を紹介!

チャールズ・チャップリンは1932年に新開地を訪問、チャップリンをモデルとする「BIG MAN」が新開地のシンボルゲートです。
ゲートの赤と青が造る空間をみると、チャップリンのシルクハット姿が浮かび上がってきませんか?
大衆中華『来来』はこのゲートのそばにあります。

大衆中華「来来」は赤い暖簾が目印です。


営業は夕方5時から。昼間の営業はないので注意してくださいね。
金曜日の夕方5時早々に入ったら、すでに客席は8割がた埋まっていました。
店内は食堂に近い感じ、カウンター席とテーブル席があります。

まずは暖簾にもあがっている「にんにくそば(汁なし)」。
にんく醤油が絶品!にんにく好きにはたまりません。

麺は平べったい太麺。量は意外と少なめ。が、お値段なんと550円!

お次は豚天(800円)。カリッと揚がった豚の天ぷらを、これまたつけダレのにんにく醤油でいただきます。

最後は五目焼飯・スープ付き(600円)。

トッピングの目玉焼きがうれしい。卵の崩れ具合と半熟加減が最高。
ご飯の焦げ目が食欲をそそります。
お酒が飲める人も飲めない人にも、大衆中華「来来」はおすすすめです。
ワイワイガヤガヤと楽しく食べながら飲んでしゃべって、活気のある店内はまさに大衆中華店。
その味の確かさや良心的な価格設定だけでなく、地元の人々が楽しむ時間と空間の心地よさが、ここには確かに存在しています。
大衆中華『来来』インフォメーション
- 営業時間 17時から22時半 ラストオーダー22時
- 定休日 水曜日・日曜日
- 支払い 現金のみ
- 住所 神戸市兵庫区新開地6-2-3-103
- 電話番号 078-511-4194
新開地を歩こう!大衆中華「来来」周辺の散策ガイド
新開地本通商店街をぶらぶら散策!ディープ神戸を満喫

「ボートピア神戸新開地」があるせいでしょうか、新開地はおっちゃん率の高い街。
安くておいしい酒と肴を求めるおっちゃんたちで、商店街は平日の昼間から賑わっています。

簡易宿泊所「三和ホテル」。一泊テレビ付1,550円ってどんな部屋?
昔の日雇い労働者のための施設が今も現役です。

ホテル併設のコインランドリー。
新開地で遊ぶ!いろいろな娯楽スポット

新開地はかつて、神戸最大の歓楽街として栄えた歴史を持ち、映画館や寄席、小劇場が今も残っています。
アーケード商店街には、様々な飲食店、激安の一杯飲み屋、昔ながらの定食屋などたくさん。
お腹を空かせて行くのが正解です。

上方落語を365日、本格的に楽しめる「新開地・喜楽館」。
演目も多彩で、寄席を気軽に体験できます。

演芸場「新開地劇場」は大衆演劇専門の劇場。
たくさんのファンが場外で並んでいるのを見かけます。

二本立て上映の映画館「Cienma KOBE」は「新開地劇場」の前にあります。
まとめ
華やかな観光地とはひと味違う、地元密着のディープな魅力を持つ新開地。
そんな街の一角で、長年愛され続けている町中華の名店が大衆中華「来来」です。一度食べたら忘れられないにんにくそばをはじめとする外れのないメニュー、楽しく飲み食いする賑わいが心地よい店内、そして庶民の味方ともいえる価格設定。
ガイドブックに載らない神戸の“もうひとつの顔”を知ることができる新開地、そんな知る人ぞ知る散策エリアを楽しんでみてください。
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