神戸のディープな魅力が詰まった街・新開地。
昭和レトロな雰囲気が残るこのエリアで、地元民に愛され続ける町中華の名店、それが「大衆中華来来(らいらい)」です。
この記事では懐かしさと活気が同居する新開地商店街にある、町中華の名店「大衆中華 来来」の魅力をご紹介します。
地元で愛される新開地「大衆中華 来来」

赤と青の不思議な形の「BIGMAN」は新開地のシンボルゲート。
チャップリンをモデルとしています。
え、どこが? 赤と青が造る空間にチャップリンの山高帽が浮かび上がってきませんか。
え、なんでチャップリン? チャップリンは1932年(昭和7年)に新開地を訪問しました。
当時の新開地は「東の浅草、西の新開地」と呼ばれるほど、映画館や芝居小屋が建ち並ぶ大衆演劇の中心地でした。

「大衆中華 来来(らいらい)」はこの「BIGMAN」のゲートそばにあります。
赤い暖簾が目印です。

麺、ご飯もの、一品料理、定食、スープとメニューは多岐にわたります。
いろいろあるので、どれにしようか迷ってしまうほど。
営業は夕方5時から。昼間の営業はないので注意してくださいね。

金曜日の夕方5時早々に入ったら、すでに客席は8割がた埋まっていました。
店内の雰囲気は食堂に近い感じで、カウンター席とテーブル席があります。
「にんにくそば」はスタミナ全開!

まずは暖簾にもあがっているにんにくそば(汁なし)。

にんにく醤油でスタミナ全開~! ネギともやし、焼き豚のシンプルなところがまたよいですね。
お値段なんと550円!

麺は平べったい太麺。量は意外と少なめなのでペロッといける。

お次は豚天(800円)。これまたつけダレのにんにく醤油でいただきます。

カリッと揚がって最高。ビールがすすみます。

最後は五目焼飯・スープ付き(600円)。

トッピングの目玉焼きがうれしい。卵の崩れ具合が最高。
一度食べたら忘れられないにんにくそばをはじめとする外れのないメニュー。そして庶民の味方ともいえる価格設定がうれしい「大衆中華 来来」。
ワイワイガヤガヤと楽しく食べながら飲んでしゃべって、活気のある店内はまさに大衆中華店。
その味の確かさや良心的な価格設定だけでなく、地元の人々が楽しむ時間と空間の心地よさがここには存在しています。
新開地に来たらぜひ「大衆中華 来来」を訪れてみてください。
「大衆中華 来来」インフォメーション
- 営業時間 17時から22時半 ラストオーダー22時
- 定休日 水曜日・日曜日
- 支払い 現金のみ
- 住所 神戸市兵庫区新開地6-2-3-103
- 電話番号 078-511-4194


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