手を伸ばせば届きそうな距離で、動物たちとふれ合える体験が充実している「神戸どうぶつ王国」。
注目のハシビロコウやスナドリネコ、アルパカ、レッサーパンダ、ナマケモノなど、のびのびと暮らす動物たちを間近に感じられます。
本記事では、神戸どうぶつ王国の見どころやふれ合い体験の楽しさ、訪れる前に知っておきたいポイントなど分かりやすくご紹介します。
神戸どうぶつ王国ってどんなとこ?

神戸どうぶつ王国は、ポートアイランドにある体験型の動物園です。
動物たちを「近くで感じ、ふれ合える」よう柵やガラスを少なくした展示スタイルが特徴です。

動物たちはできる限り自然に近い環境で飼育されており、のびのびと過ごす姿を間近で観察できます。
また、植物と動物のコラボが美しい空間は、歩いているだけでも癒やされます。
ポートライナーで行くアクセスの良さ

神戸どうぶつ王国は、神戸市中心部の三宮からポートライナーで約15分でアクセスできる立地も魅力のひとつ。
そのため神戸観光のルートにも組み込みやすいです。
三宮から「神戸空港行き」のポートライナーに乗車して、人工島のポートアイランドへ。
「北埠頭行き」に乗車しないように注意です。
全天候型で一年中楽しめる動物園

三宮から14分で「計算科学センター」駅へ。
「計算科学センター」駅の階段を下りところがすぐ神戸どうぶつ王国です。
園内は屋内エリアと屋外エリアに分かれています。
天井の高いガラス温室の中を歩きながらの移動で、雨の日や暑い日でも快適に楽しめる全天候型の施設です。

正面はこんな感じで地味~な入口です。
実際にふれ合える!人気の動物たち

私が訪れたのは年末で超混雑日でした。
前売り券は購入せず、朝10時の営業時間に合わせて到着、あまり並ぶことなく当日券を購入できました。
すぐにふれあい体験のワンタッチ・ニャンタッチへGO!
開催時間の20分前に整理券配布、なくなり次第受付終了なので急ぎます。
ムムム、すでに整理券配布が終了しているではありませんか。
仕方がない、2回目の整理券配布まで待つことに。
見逃せない人気エリア・動物たち

広々したウォーターリリーズ。
手前側には足の角質を食べてくれるふれあいフィッシュのコーナーもあります。

ここではスイレンの花を一年中見ることができます。
池には小さな熱帯魚が多く泳ぎ、エサやり体験(1カップ100円など)もできます。

靴のような大きなくちばしが名前の由来のハシビロコウは、神戸どうぶつ王国の顔です。
ほとんど動きません。

それでも、まばたきする表情やしぐさがすぐそばに感じられるため、写真や映像では味わえない臨場感があります。

ハシビロコウは絶滅危惧種に指定されており、神戸どうぶつ王国には現在4羽が飼育されています。

アウトサイドバークでは、馬やラクダのライド体験をやっています。


のんびりとした表情が愛らしいアルパカの餌やり体験。

熱帯の森で仲良しコンビみいつけたー。


動物たちが暮らす空間の中を、来園者が歩きながら観察できるスタイルです。

木の上の動物たちの下がちょうど通路になっているので、うんち注意です。

通路を這い回るアルダブラゾウガメ。
思わず手を伸ばしたくなります。

長い耳、つぶらな瞳がかわいいマーラ。

かと思えば、通路を自由に歩き回っています。

思わず笑う看板。
ポップコーンはカバンにしまいましょう。

ポップコーンを狙うのは君か。

それとも君か。

スナドリネコは英名fishing catで、名前の通り魚を主食とする猫。
普通、猫は水嫌いですけど。

フラミンゴ、ペリカンなどアフリカの湿地で見られる鳥たちが放し飼い。

逃げないように網を張っています。

何かが頭の上の木を飛んでいた!
ワオキツネザルでした。

ストーブにかじりつき。
アフリカのマダガスカル島が生息地。
屋外ステージでバードパフォーマンス

風のスタジアムには開始5分前くらにいったので立ち見になりました。
笛の合図で、ハヤブサや鷲やオウム?たちがどこからともなくやってきて、青空をゆうゆうとあるいは地面すれすれを飛びまわります。

ちゃんとバードトレーナーのもとに戻ってくるのは訓練のたまものです。

屋外ステージならではの開放感は、天気がよかったので気持ちよく観賞できました。
ワンタッチ・ニャンタッチ
そして、いざ2回目のワンタッチ・ニャンタッチの整理券をゲットしに。
1時間前に行ったのにすでに受付終了。ショック!
スタッフのお姉さん曰く、「今日はとても混んでいるので、先頭の方は2時間前から並んでいます」。

こうなったら何としても整理券ゲットしてやるぞ!
ということで、3回目の整理券配布は2時間前に並んで2番でした!
因みに列には代表者1人が並んでいればOKです。
なので家族で体験をする場合、例えばお父さんとお母さんが交代で並べば、子どもは他を見て回れます。

モフモフの猫ちゃん。

トイプー、キャバリエ、ペキニーズ、ミックス、自分が犬と思っている猫など。
やさしくなでなでできました。

トレーナーのお姉さんが大好きなワンちゃんたちでした。
こっち向いて~。
ふれあい時間は15人ずつの入れ替え制で約10分。
2時間並んで10分。ま、超混雑日でしたからね。
訪れる前に知っておきたい楽しみ方のコツ
押さえておきたいポイント
神戸どうぶつ王国の入園料は、【ポートライナーの往復乗車券】と【神戸どうぶつ王国入園券】がセットになったお得なセット券や前売り券があるので、公式ページでチェックしましょう。

園内にはテイクアウトのカフェやレストランがあるほか、持ち込みもOKです。
ハンギングの緑に囲まれた休憩スペースを自由に使えるのは嬉しいポイント。
混雑時は席が埋まってしまうので、お昼時は席の確保はお早めに。
バードパフォーマンスなどのイベントは時間が決まっているため、入園前にスケジュールをチェックしておくと効率よく回れます。
ふれあい体験なしでぐるっとまわるだけなら、2~3時間もあれば十分。
神戸観光の合間に立ち寄りやすく、半日観光スポットとしても人気があります。
周辺観光とあわせた楽しみ方
神戸どうぶつ王国は、周辺観光と組み合わせやすい立地にあるため、効率よく神戸観光を楽しみたい方にもおすすめです。
ポートライナーを使えば三宮へすぐ戻れるため、半日ほど滞在したあと、そのまま別のエリアへ移動しやすいのが魅力です。
南京町(中華街)での食べ歩き、旧居留地での街歩き、ハーバーランドでの海辺散策などと組み合わせるのも定番プラン。
以下の参考記事もご覧ください。




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