神戸で絶景を見るならここ!ビーナスブリッジの魅力と散策ルート

ビーナスブリッジと神戸の街並み 神戸観光
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神戸の街並みと海・山を一望できる絶景スポットといえば「ビーナスブリッジ」。
三宮からほど近い場所にありながら、静かな山道や緑に包まれた遊歩道が続き、ゆったりと散策しながら美しい景色に出会える人気のビューポイントです。
この記事では、ビーナスブリッジの魅力と散策ルートをわかりやすく紹介します。

ビーナスブリッジへのアクセス

ビーナスブリッジと目の前に広がる神戸市街

「ビーナスブリッジ」は、神戸市中央区・諏訪山の中腹「諏訪山公園」にある展望スポットです。

徒歩/バス/タクシーで

諏訪山公園案内図の看板

今回私は徒歩で、諏訪神社経由でビーナスブリッジへ向かいました。

<ルート>
諏訪神社参道⇒⇒諏訪神社⇒ビーナスブリッジ⇒金星台⇒子どもの園⇒諏訪山公園東口

神社に寄らず直接ビーナスブリッジを目指す場合、三宮方面からは「諏訪山公園東口」、神戸市営地下鉄「県庁前」駅からは「諏訪山公園登り口」から遊歩道へ入りましょう。

ビーナスブリッジのある諏訪山公園へのアクセス方法を、下記にまとめました。

  • 徒歩
    • 神戸市営地下鉄「県庁前」駅から、相楽園東側の道を通り約10分で「諏訪山公園登り口」へ
    • 北野異人館街から西へ約20分で「諏訪山公園東口」へ
    • 三宮(生田神社)から約20分で「諏訪山公園東口」へ
  • バス
    三宮方面から神戸市バス7系統「神戸駅前」行きに乗車、「諏訪山公園下」下車で「諏訪山公園登り口」へ
  • タクシー
    できるだけ歩きたくないという方や夜景目的の方は、直接展望台のあるビーナステラスへ。

歩いて向かう場合、諏訪山公園の入口から遊歩道を登っていくと、20〜30分ほどでビーナスブリッジに到着します。
自然に囲まれた静かな散歩道なので、ちょっとしたハイキング気分で歩けるのが魅力です。

歩いて向かう場合の注意点

坂道が続く遊歩道

徒歩で向かう場合は、坂道が続くため歩きやすい靴は必須。
道は整備されていますが、傾斜がきつくなるところもあります。

また、夜景目的で行く場合、夜の遊歩道は街灯が少なく暗いので徒歩はオススメしません。
暗くなる前にビーナスブリッジ到着して、帰りはタクシーを呼ぶなどした方がよいでしょう。

ビーナスブリッジで楽しむ絶景

諏訪山神社に参拝

諏訪山神社参道の鳥居

諏訪山交番から入る急な坂が諏訪神社の参道です。
この道はハイキングコースにもなっているため、登山者の姿もちらほら。

諏訪山神社二ノ鳥居

二ノ鳥居からさらに急な階段を上ります。

諏訪神社の創建は1600年以上前といわれています。
諏訪山一帯は、かつては諏訪神社を中心として温泉や動物園などがあり、神戸市民の行楽地となっていました。
夏目漱石もこの温泉を訪れたそうです。

参拝後は神社に向かって右手の道を進むと、ビーナスブリッジへの遊歩道です。

緑のらせん橋ビーナスブリッジ

紅葉の遊歩道

紅葉も終わりの穏やかに晴れた日、色づく木々を楽しみながら歩きます。
舗装された道で歩きやすいですが、それなりの山道です。

下から見上げたビーナスブリッジ

ビーナスブリッジの緑のカーブが見えてきました。

ビーナスブリッジのプレート

ビーナスブリッジの名前は、諏訪山公園の「金星台」に因んでいます。
金星台へは帰りに寄りました。

ぐるぐるとまわるビーナスブリッジ

ビーナスブリッジは、展望台(ビーナステラス)と金星台からの散策道をつなぐために、昭和46年(1971年)に完成しました。

ぐるぐるとまわるビーナスブリッジ

六甲山まで行かずに、手軽にアクセスできる夜景スポットとしても人気です。

丸いスペースのフォトスポット

途中の広いスペースは絶好のフォトスポット。

ビーナスブリッジと目の前に広がる神戸市街

街並みの向こうに広がる海と、鮮やかな緑のカーブがきれいです。

ビーナステラスから望む神戸の大パノラマ

愛の鍵モニュメント

恋人たちが願いを込めて南京錠をかける「愛の鍵モニュメント」。

南京錠が吊された愛の鍵モニュメント

恋愛成就のパワースポット、南京錠を取り付けるなら持参しましょう。

色づく木々とビーナスブリッジ

山の紅葉に囲まれたビーナスブリッジ。

神戸市街と東方面の街並みと海

ビーナステラスは標高約160m。
それほど高さはないので、街並みが近くてくっきりと見えます。
ポートアイランド、六甲アイランド、大阪湾も見渡せます。

神戸らしい眺望景観10選のビューポイントサイン

ここからの眺めは「神戸らしい眺望景観10選」に選ばれています。
ビューポイントサインの向こうのポートタワー。

須磨方面の街と山並み

須磨方面の街と山並み。

ビーナステラスのベンチ

ビーナステラスのベンチでくつろぐ人たち。
神戸観光では夜景として紹介されることが多いですが、昼間の景色も魅力的。

ガラス張りの神戸北野テラス

「神戸北野テラス」は、神戸北野ホテルの総料理長が展開するガラス張りのレストラン。
総料理長はよくテレビでも見かける有名な方です。

金星台のグラウンド

ビーナスブリッジからの下り坂の途中にある「金星台」に立ち寄りました。

金星観測記念碑と案内ボード

「金星観測記念碑」が建っています。
明治7年(1874年)12月9日、太陽・金星・地球が一直線に並ぶ「金星の太陽面通過」を、フランス隊がこの地で観測しました。

金星台の金星観測記念碑

次の金星の太陽面通過は、2117年12月11日だそうです。

金星台のラジオ塔

昭和初期に建てられた、街頭ラジオの役割の「ラジオ塔」。

子どもの園の遊具

さらに下ると「子どもの園」で、かつては動物園もありました。
ここで飼育されていた象の諏訪子は、動物園の閉園により歩いて王子動物園に引っ越しをしたというから驚きです。

遊歩道の入口諏訪山公園東口

子どもの園からバス道に下りてきました。
三宮方面から来た場合はこの「諏訪山公園東口」から、遊歩道に入ります。

ビーナスブリッジと合わせて立ち寄りたいスポット

ビーナスブリッジは街中からのアクセスも良く、三宮方面からも北野異人館街からも徒歩圏内です。
異人館や生田神社などの定番スポットから、さらに少し足を延ばしてビーナスブリッジを訪れてもよいですね。

神戸北野異人館街

風見鶏の館

「北野異人館街」を訪れたら、合わせて立ち寄りたいビーナスブリッジ。
ビーナスブリッジのある諏訪山公園入口までは、北野異人館街から徒歩約20分。

北野異人館街のメインストリート

北野町の高台に広がるこのエリアには、明治から大正期に建てられた洋館が点在し、異国情緒あふれる街並みが散策の気分を高めてくれます。
北野異人館街をめぐる記事もご覧ください。

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生田神社・神戸北野ノスタ

生田神社の朱塗りの楼門

三宮の中心にある「生田神社」は、ビーナスブリッジ散策のスタート地点にもぴったり。
鮮やかな朱塗りの楼門と、恋愛成就や縁結びの神戸を代表する神社でお参りして、街歩きを楽しみながらゆっくり山側へ向かいましょう。

ビーナスブリッジまでは徒歩で約20分、 “街から山へと景色が移り変わる” 神戸らしい散策を体験できます。

途中トアロードにある「神戸北野ノスタ」に立ち寄っていくのもおすすめです。

神戸北野ノスタの外観

神戸北野ノスタは、異人館街の一角に誕生した新しい観光エリア。
昭和初期に建てられた旧北野小学校を利用して、神戸グルメの複合施設としてオープンしました。
生田神社から神戸北野ノスタへの散策記事もご覧ください。

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モリー

神戸市在住。神戸のお出かけスポットや、グルメの情報を地元民ならではの視線で発信しています。
趣味は夫婦で食べ歩き。観光客が行かないようなディープな下町界隈、神戸の歴史を調べたり神社仏閣も大好きです。

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